戦闘指南
戦闘において勝利するためには、敵対する軍隊を全て排除する必要があります。勝つためには、戦術を入念に練る必要があります。そのためには、司令官として、刻々と変わる戦況を正しく理解し、適切な判断を下すことも大切です。戦闘、防御における手法など、さまざまなシナリオを体験して研究してみましょう。勝利は日々の準備から始まっているといえます。
<戦闘を有利にすすめるために>
世界情勢の予測:外交的干渉、反政府勢力の拡大などを事前に予測して反撃。
効果的な戦略:-先を見据えて、資源の無駄使いを控ること。特に株式市場で投資する場合は、慎重な決断を。
資源 :資源生産の状況は適宜確認すること。状況に応じて、武器や産業の建設に必要となる新しい都市を検討しましょう。新しい領土を切り開くのが困難の場合、仲間と同盟を組むのも一つの方法です。
外交 : 外交関係を怠らず、戦略的に結ぶこと。ゲームの勝敗に大きく影響します。
大隊のバランス
大隊は、ユニットを増やすほど必ずしも有利になるというわけではありません。ユニットが大隊に追加されるたびに、戦闘力と移動速度の効果減少となるバランス調整が発生します。


矢印マークが黄色の場合、大隊は効率軽減の状態にあり、ユニットを追加するごとに効率が低下します。この状態では、大隊にユニットを追加するごとに、その得られる戦闘力の効果は減少します。
矢印マークがオレンジの場合、大隊に新しいユニットが追加されても、追加の戦力は発生しません。
矢印マークが赤色の場合、新しいユニットが加わるたびに、大隊自体の戦闘力の低下と移動速度の低下が発生します。
ミサイル戦

近代の戦争においては、巡航ミサイルのような小さな兵器でも大きな破壊力を得ることができます。
『宣戦布告』の世界においても、よりリアリティを増すため、実際の戦場で使用される弾道弾迎撃ミサイルや戦術弾道ミサイルの軌道をシミュレートし、軍事標的への弾道も緻密に表現しています。
なお、巡航ミサイルのみ、標的を追跡することができますが、弾道弾迎撃ミサイルや戦術弾道ミサイルは都市の中心点しか狙うことができません。
地形による影響
地形は、ユニットや兵器に特殊な影響を与えることがあります。ユニットの強さは、現在配置されている地形の種類に影響されます。軍情報からユニット情報に切り替えることで、地形情報をすることができます。

・攻撃 :図に記載された地形で攻撃を行った場合、ユニットは図に記載された割合で攻撃力の増減効果をを受けます。
・防御 : 図に記載された地形で防御を行った場合、ユニットは図に記載された割合で防御力の増減効果を受けます。
・スピード :ユニットが図に記載された地形内を移動した際に、速度に影響を受けます。
・命中率 :ユニットの命中率は地形によって変化します。
・感知範囲 :ユニットが敵対関係の相手を感知できる範囲は、地形によって異なります。
塹壕
ユニット大隊を都市内の中心部に位置する三角形の中心点の上に置くと、そこにいる間、防御的な塹壕ボーナスが与えられます。これは自動的なものであり、ユニットが移動した際は効果もなくなります。塹壕ボーナスは特定の建物を建設することで増やすことができます。

ユニットの治療
地上ユニットと航空ユニットは、あなたが支配している都市、連合や共有情報、あるいは通行権によってアクセスできる都市で回復することができます。なお、回復のためには、その国の中心都市にいる必要はありません。国境内にいれば回復することができます。また、航空ユニットは沿岸海域にいる空母に乗ると、艦船と同じ割合で回復します。都市の基本治癒力は、1ユニットにつき1日あたり+1HPで、その都市の軍事病院のレベルに応じて増加します。
レベル1の軍事病院は、1日あたり+1HPの割合で回復
レベル2の軍事病院は、1日あたり+2HPの割合で回復
レベル3の軍事病院は、1日あたり+3HPの割合で回復
レベル4の軍事病院は、1日あたり+4HPの割合で回復
レベル5の軍事病院は、1日あたり+5HPの割合で回復
地方の基本回復量は1日あたり+0HPで、その地方にある野戦病院のレベルに応じて増加します。
レベル1の野戦病院は、1日あたり+1HPの割合で回復
レベル2の野戦病院は、1日あたり+2HPの割合で回復
レベル3の野戦病院は、1日あたり+3HPの割合で回復
海軍ユニットは沿岸海域で1日あたり+2HPの割合でHPを回復します。なお、HP回復を行うには、海軍ユニットが戦闘から離脱している必要があります。
退却
戦闘中のユニットに対し、ヒットポイントを消費して、最も近い友軍領域への退却を命ずることができます。地上ユニットと海軍ユニットのみが退却することができます。
退却するユニットに大幅な移動速度を与える。
退却するユニットはHPを消耗されるため、敵対するユニットからは攻撃を受けにくくなります。
地下バンカー
バンカーは、大量破壊兵器から住民を守るためのものです。バンカーレベルが高ければ高いほど、攻撃から住民を守ることができます。
都市にバンカーを建設することで、住民を守ることができます。
バンカーで保護される住民は、バンカーのレベルの2倍までです。例:レベル1のバンカーは住民2名を、レベル2のバンカーは住民4名を保護します。
バンカーが破壊されるまで、保護された住民はダメージを受けません。
民間人の犠牲
紛争地では、民間人の犠牲が避けられないことも多々あります。また、ユニットや兵器によっては、現地住民に与える被害が大きいものもあります。都市情報で、どの程度の被害が出るかを事前に確認することをおすすめします。もし、民間人の犠牲者を多く出してしまった場合、国家にとって悲惨な結果になることもあります。
国民の士気の低下
化学弾頭や核弾頭などの兵器は、ピンポイントに目標を破壊できるが、民間人の犠牲も増える可能性が高い
士気の回復は時間を要する
征服が未完了の都市に送り込まれたユニットは、地域住民の迫害を行います。戦争犯罪とみなされ、住民の士気に深刻な影響を与えるため、十分に注意してください。
化学・核戦争
核武器は、史上最強の武器であり、威力は強いが、被爆や汚染などデメリットも大きく、諸刃の剣とも言われています。自軍のユニットも含めて大ダメージを受ける可能性もあり、新たな戦争や死傷者が発生する可能性があるので注意が必要です。大量破壊兵器によってもたらされる人命の損失や荒廃、汚染といった地球規模の影響に対して、被爆国や周辺諸国から猛反発を受けることは間違いないでしょう。
ステルスユニット
ステルスユニットは攻撃と防衛の両方を行うことができ、戦争を誘発することなく他国の領土に潜入することができます。
防空 vs ミサイル・航空機
ターゲットに対してミサイルを発射する場合、以下の2種類のケースが存在します。
ミサイル防衛
防空網
ミサイル防衛
ミサイルで攻撃を受けた場合、受けた大隊自体が防空ユニットを含む場合、防空ユニットはミサイル攻撃をされるたび、防御を展開します。
常に自身を守ることができ、クールダウンもありません。

例として: あなたは防空ユニットに対して2発のミサイルを発射します。1秒間隔で発射しても、1時間間隔で発射しても、防空システムはその都度防御します。
防空網
ミサイルにより攻撃された大隊が、大隊に所属していない防空ユニットの防空範囲内にいる場合は、防空網が発動して防衛できます。但し、防空ユニットが再びミサイルを防衛するためには、クールダウンが必要になります。

事例:
防空ユニットの防空網の範囲内にいる歩兵ユニットがミサイルを2発の攻撃を受け、さらにもう1発、防空ユニットに直接ミサイルが発射された場合
歩兵ユニットを狙った最初のミサイルは、防空ユニットによって防衛
2発目のミサイルは、防空ユニットのクールダウンのため、歩兵ユニットに命中
防空ユニットを直接狙った3発目のミサイルは、ミサイル防衛によって防衛
外交による宣戦布告
宣戦布告を行うには、外交ボタンをタップし、対象のプレイヤーを選択することで外交的に宣戦布告が行えます。

<方法>
ドロップダウンメニューから、自分のステータスを「平和」から「戦争」に変更します。
侵略による宣戦布告
特別な外交関係を結んでいない国の領土に侵入した場合、自動的に宣戦布告されます。移動命令が戦争行為に該当する場合は、警告が表示されます。

他国の領土を経由してユニットを移動させる場合、お互いが同じ連合に加盟しているか、その国との外交関係が以下のいずれかになっている必要があります。
通行権
情報共有
宣戦布告による士気の影響
宣戦布告をすると、国全体に影響を及ぼします。宣戦布告によって、すべての都市の士気に影響を与え、資源生産と兵力動員に遅れが生じます。戦争状態にあるすべての国が同様の影響を受けます。

宣戦布告が及ぼした影響を見るには、自分の都市を1つ選び、都市画面の士気指標タップします。これによって、選択した都市の士気に影響を与える内容が表示されます。
戦闘と状況
2つの国が交戦中の場合、戦闘状況は1時間ごとに変化します。よくあるパターンでは、以下の4つの事例となることがあります。
遭遇戦
攻撃/防御の交戦
国境通過
2つの軍隊が同時移動している場合
遭遇戦
シナリオ:A軍はB軍と野外で遭遇し攻撃を仕掛けます。B軍は都市の中心点の外に駐留しています。

1ターン目の戦闘:
A軍は攻撃ユニットを用いて、B軍を攻撃
B軍はA軍に対し、防御ユニットを用いて防衛
B軍は攻撃ユニットを用いて、A軍に反撃
A軍はB軍の攻撃を防御ユニットで防衛
2ターン目の戦闘(1時間後):
A軍は攻撃ユニットを用いて、B軍を攻撃
B軍はA軍に対し、防御ユニットを用いて防衛
B軍は攻撃ユニットを用いて、A軍に反撃
A軍はB軍の攻撃を防御ユニットで防衛
攻撃/防御の交戦
シナリオ:A軍がB軍を攻撃します。B軍は都市の中心に駐留しています。

B軍が都市の中心に駐屯をしているとき、攻撃は実行できません。A軍から攻撃を受けた際のみ、駐屯しているB軍は反撃を行えます。
1ターン目の戦闘:
A軍は攻撃ユニットを用いて、B軍を攻撃
B軍はA軍に対し、防御ユニットを用いて防衛
2ターン目の戦闘(1時間後):
A軍は攻撃ユニットを用いて、B軍を攻撃
B軍はA軍に対し、防御ユニットを用いて防衛
B軍は攻撃ユニットを用いて、A軍に反撃
国境通過
移動命令を出したユニットが、敵対するユニットがいる都市を通過しなければならない場合、最終目的地に向かう前に戦闘を行います。
2つの軍隊が同時移動している場合
A軍とB軍が攻撃命令なしでマップ上を移動中に出くわし、かつ両軍とも戦闘範囲内にいる場合、交戦することになります。